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2013年3月23日土曜日

ダイケン畳の「健やかくん」で休憩

皆さんこんにちは!
最近浜田市でもPM2.5の注意報がでて霧がかかったようになっていました。
気をつけましょうね!!

さて現場の状況ですが、先週から浜田市にある
「ヴィレッジせいわ」さんという施設に伺っていました。

この「ヴィレッジせいわ」さんですが障害者自立支援法によって
事業所や施設を集めたグループの総称の事で、
精神保健福祉士などの専門スタッフが生活相談や、
就労支援、夕食・入浴サービスなどあらゆる側面から障がい者をサポートしたり、
アドバイス等を行っています!

その色々な施設の中で今回は
「地域活動支援センター オアシス」「相談支援事業所 陽だまり」
という施設で休憩室の改修工事をしました。

今回の改修内容ですが

・休憩室2部屋を畳の部屋にしてほしい
一部屋目休憩室
二部屋目休憩室
流し台があります
・脱衣場にすのこ板がほしい
右側が浴室入口になります
という事でした。

まずは大工工事です。
靴を脱いで畳に上がる為の見切り材として框を入れました。
金具取付の為にノミで掘っています
流し台の横にフロアー板部分も作りました。
桧の木材に汚れ防止、つや出しの塗装をしてもらい、
青木塗装さん
畳屋さんの寸法取りです。
ニ半小、半大、半小、まる・・などなど専門用語が飛び交っていました(全然わかりませんでした・・)
今回おすすめしたダイケン畳の「健やかくん」
他の畳とは作りが違います。

以前でもブログで紹介させてもらいました「健やかくん」。
普通の畳の表面はイ草を使っているのですが、この畳は和紙を使っています。
畳敷きの状況
とても軽い畳です
実際に触ってみると硬くて丈夫なんですよ~!!
カビやダニの発生もイ草に比べてわずかですし、
色あせもほとんどありません!
しかも畳なのに撥水性に優れているので
飲み物をこぼしても拭けば大丈夫!!
二部屋目は流し台があるので打ってつけですね。

・一部屋目完成です
 ・二部屋目完成です
すのこ板も現場の寸法に合わせて作ったので柱の出っ張りもきっちり収まります。
掃除も出来るように二つに分けて作成しました。
これで入浴が楽になりますね♪

今回1週間ほどお世話になりましたが、
施設の方々皆さん親切で明るい方ばかりでした(o^∇^o)
気持ちよく工事をさせて頂きありがとうございました。

2013年3月5日火曜日

介護保険を使って手すりを付けました

皆さんこんにちは!
すっかり春ですね☆
暖かくなってすごしやすくなりましたが、
花粉が飛んでいるみたいで鼻水と目の痒みがツライ!!
目玉を丸ごと洗いたい気分です(-。-;)

さてそんな花粉症の僕ですが現場の方はというと
先日、介護保険を使って手すりを取付ました。
今回のお宅のK様は高齢で足腰が弱り、転倒して腰を強打しました。
その後は腰を曲げて歩く状態です。

Kさんの動作をみて担当のケアマネージャーさんと相談しながら
玄関、廊下、トイレ、脱衣場、浴室に手すりの取付を決めました。

Kさんもそうですが高齢になると生活していて一番多く行う動作が
トイレに行くという事です。
まず寝室~トイレ間約5mの廊下に手すりを取付ました。
トイレに入ってから座って排泄し、終わって出るまで自分で出来る様に
横とL型の手すりを付けました。
また入浴の時Kさんは、
脱衣場で椅子に座って衣服を脱いでから浴室に入るので、
立上りの補助と折れ戸を開ける時の立位の保持を目的として
縦手すりを付けました。
それも普通の縦手すりではなく「オフセットタイプ」にしました。
壁から握り棒までの部材が曲がっています
この「オフセットタイプ」ですが握る部分がドア枠まで出ています。
浴室側も「オフセットタイプ」にする事で手すりを掴んでカニ歩き(横歩き)ができ、
安全に楽に出入りができるようになりました。
入浴動作ですがKさんは腰が曲がっている為、
浴槽の縁を掴みながら入る方法が一番良いとの事でした。

浴槽の縁は滑る可能性がありますので(←危険です!!)
縁の横に手すりを付けました。
普通の手すり(前出寸法6.5cm)だと低いので5.5cm高い(前出寸法12cm)手すりにしました。
工事終了後はご家族の方からも喜びの声を頂きました。
外出用玄関の手すり(二段の段差があります)
K様、暖かくなってきたので腰が完治したら外にどんどん出たいそうです(⌒-⌒)