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2017年12月29日金曜日

今年もお世話になりました。

皆さんこんにちは!
今年も早いものであと二日ですがバタバタとしています。
この時期特に病気や事故には気をつけようと思っていますが、
先週玉突き事故にあってしまい、体は大丈夫でしたが改めて事故の怖さを知る事になりました。

皆様も気をつけてくださいね!!

さて今年も職人の方々、協力業者さん、地元や他県の工務店さん達のおかげで、
色々な経験や現場を無事に終わる事ができました。

女性の左官さんとのご縁♪
 O様邸♪

Jセンター様休憩室増築工事

旭町H様邸の現場で♪
全国脛椎損傷者連絡会、リハビリテーション工学協会,CRSの合同シンポジウム交流会
TOTOリモデルクラブ石見支部

CRS全国大会in広島

CRS中国メンバー
最近つくづく思うのですが、やっぱり協力して頂ける「人」が居ないと現場は上手くいかないって事です。

職人さん、業者さんも色々な人が居て、黙々とやる人から仕上げや作業について小言をいう人もいたり、、、
たま~に現場で言い合いになる事や失敗もありますが、
でもそれもすべてが良い経験になってます。

僕の師匠はたくさん居ますね~(*^-^)

そういう「人」の繋がりを今後も大切にしていって、
「りゅうちゃんに頼まれたら協力するしかないでしょ~」
って言ってくれる人を今後も増やしていきたいと思います。
その為にはもっと勉強しますo( ̄ー ̄)o

それを見たお客様にももっと信頼して頂けたら嬉しいですね!!

今年も皆様「大工のりゅうブログ」をご覧頂きありがとうございました。
来年も「大工のりゅうブログ」愛犬イチも♪)を宜しくお願いたします。
感謝!!

2017年12月5日火曜日

介護負担の軽減と本人のやる気につながるケアリフォーム

皆さんこんにちは!
早くも師走ですね~
忙しい年末ですが、ケガ・事故・病気には気をつけましょうね ヾ(*´ー`)

先月ですが、脳出血により右麻痺・高次脳機能障害になられた方のケアリフォームが完成したのでご紹介します(^▽^)/

今回のお客様ですが、50代の息子さんが脳出血を発症し、右麻痺・高次脳機能障害になり車いす生活になりました。
約5年前に介護保険の住宅改修工事をしたのがきっかけで、その後も色々と工事をさせていただいています。
↓2016年ケアリフォームシステム研究会全国大会in横浜で事例発表もさせていただきました('-'*)


そんなH様邸ですが今回は離れにあるお部屋が日当たりも良く景色もいい為、ご両親が息子さんを安全で楽に連れて行けるように渡り廊下を造ってほしいと依頼がありました。
施工前


主な介助者は70代後半から80代前半のご夫婦で高齢のため、福祉用具・福祉機器を上手に使い、なるべく力を使わずに介助ができる様に話しを進めていきました。

母屋と離れの床の高さが約10cm違う事と、全部通路にしてしまうと裏の小屋にご両親やガス屋さんが荷物を持って通れなくなくなるので90cmほど間を空けてウッドデッキを組立ました。
10cmの段差をどうしたかはのちほど。。
工事の途中にはケアマネージャーさん、福祉用具業者さん、ご両親を交えて打合せをしました。
最初はご両親も車椅子を押して出入りしたいという事でコンクリートのスロープを作ってほしいと言われていました。
普通の方なら問題なく上がる勾配ですが、高齢になるご両親が押して上がるには??

そこで仮設のスロープで勾配を体験していただき、その結果、今後ご両親の体力が低下していく事と、安全面など総合的に考えて段差解消機を設置する事になりました。
以前レンタルしていた段差解消機は向きが違うので新しいのに変更しました
他の業者さんだったら勾配が緩くなるようになるべく長いコンクリートスロープを作っていたかもしれませんね。。
いざ使ってみて無理だったって事がなくて良かったです!

渡り廊下の10cmの段差と90cmの隙間の架け橋は仮設スロープにして解決しました。
軽くてご両親にも使いやすいです♪
色々と変更などもありましたが、無事に完成しました♪
完成~
 ご両親が使える手すりも取り付けました。

段差解消機で出入りも安全に(*^-^)

スロープの勾配も緩く設置も簡単('-'*)
ご家族が安全に介助ができ、ご本人にも喜んでもらえて嬉しかったです!(^^)

おまけのショット(*゚ー゚*)
愛猫のちろちゃんもくつろげます♪

2017年11月23日木曜日

ケアリフォームシステム研究会全国大会in広島

皆さんこんにちは!
冬らしくなってきましたね~
我が家の赤ちゃんはすくすく元気に育っています♪
さて先日開催された、
ケアリフォームシステム研究会全国大会in広島
の報告です。
まずケアリフォームシステム研究会ってなに?
って思われる方も居られるかと思いますので少し説明を。

主に、障がい児・障がい者・高齢者の自立を
第一に考え介護リフォーム(ケアリフォーム)に必要な知識を習得し、福祉住環境を通して社会貢献ができる事を目指す団体を
NPO法人ケアリフォームシステム研究会(CRS)
と言います。

メンバーは北は北海道、南は沖縄県まで
日本全国の福祉住環境に力を入れている
工務店さん・設計士さん・福祉機器・義肢装具の会社さんなどなど。
地元のライバル会社という関係も無いので
情報交換もスムーズに出来てしまうのがすばらしいですね(^∇^)

そんな全国大会ですが今回は実行委員長の、広島県『有限会社 建人』さんに
声を掛けて頂き一緒に大会の実行委員として参加させていただきました!
(有)建人 鐵口社長の挨拶 
CRS顧問で佐賀大学准教授の松尾先生の基調講演
第5回ケアリフォーム大賞では
課題部門を兄が発表しました!
課題部門、学生・福祉部門
単位空間部門・新築・大規模改修部門
ケアリフォーム大賞は、色々とお世話になっている佐賀県、ハート工夢店の南里社長!!
実は大賞を獲られた現場は3月に施工途中を見学させて頂いてて、あの後どうなったのかな~と思っていたので大賞が決まった時は感動も二倍でした。。

夜は楽しみにしていた懇親会(笑)


目をつぶってしまった(^▽^;)

二次会はお好み焼きみっちゃん(^○^)
などなど、、、、夜の部は続くのでした~!

2日目
同じ島根支部の林商事の林社長が司会のパネルディスカッション

協賛メーカーの商品紹介

今回僕は照明と音響係りをさせて頂いたのですが、ずっと隣りにいた
司会の丸子硝子の丸子社長は熱がありとても辛そうでした…
とにかくお疲れ様でした(;_;)

CRS武藤会長、メンバーの方々、色々とありがとうございました!!
武藤会長・松尾先生・大好きなメンバーと
実行委員会のみなさん
そして実行委員会の皆様お疲れ様でした(*^-^)

CRSのHPでも広島大会の様子を掲載しています

今後もこの経験を活かして精進していきます。
感謝!!

2017年9月30日土曜日

てんてこ舞いな3ヶ月でした。

みなさんこんにちは!
久しぶりの投稿になります。
最近更新してないね~とかお客さんにも言われると、
「ほんとすいません」って感じで・・
もう少し余裕をもって行動できるようにがんばります!!

最近はというとありがたい事に大型リフォームの物件が続き、忙しい毎日を過ごしています(^^)

今回は先日完成した旭町のお宅をご紹介します。
お寺の住職さんの住まい(くりと言いますが)の炊事場やダイニングキッチンを主に工事させていただきました。
建物は他の集落に建ててあった二棟を組み合わせて移築してあり、移築前からいうと築100年以上でしょうか。
歴史もある建物なので柱も倒れてたり、土台が腐食している場所もありました。
柱の上と下で8㎝倒れてる箇所もあり、それも真っ直ぐではなく曲がった柱にかなり悩みましたね(^^;
まぁでもその曲がりもクセがあって強いんですけどね!
人間と同じで・・・。(笑)

前半の工事はお寺の行事などで使う炊事場から施工しました。
勝手口側に120㎝程度増築し、土間コンクリートだったところをフローリングにしました。

壁と天井の下地ボードはピンクが目印のハイクリンボード!
シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドを吸収・分解できる優れもの♪
白く見える壁はガス台や流し台、調理台などを据え付ける所で汚れに強く掃除がしやすい不燃材のキッチンパネルを張っています。
左官のみっちゃん土間仕上げ中です。いつも丁寧な仕事をしていただき、感謝です!!
狭いところはこんな感じに隙だらけ!でもみっちゃんは背中に目があるので要注意!!
  


こちらの色の違う床は「福光石」という温泉津町の石板です。
水に濡れても滑りにくく、色々な用途でつかえます。
「福」と「光」で縁起の良い石!素敵です。
前半戦終了しました~!
調理機器や調理台も多く普通のお宅の2~3倍ぐらいあります。
設備屋さんにも色々と無理を聞いてもらって、お世話になりっぱなしでした(^^;

後半は居住スペースのダイニングキッチンと洋室の工事です!
解体中
間仕切壁の位置を1メートル移動
キッチン組付け中
天井、壁、床を解体してみないと解らない構造部分もあり、抜ける柱・抜けない柱もあります。
完成♪
タカラスタンダードのシステムキッチン「レミュー」、ホーローパネルで傷や汚れに強く収納力も抜群です!
3枚引き戸の小窓をつくり炊事場と居住側キッチンとの料理の移動などに使います
ダイニングキッチン横にある4.5畳の広さのお部屋もリフォームしました。
お客様も抜けない柱をなんとか活かせるようにプランしていただき大変勉強になりました‼
既存の5寸角(約15㎝角)栗の柱に梁や屋根の加重が集中していた為に補強して残しました。
そこにタカラスタンダードのホーローキッチンパネルを張り、マグネットや吸盤を付けれるようになりました。

こちらは炊事場の既存の4寸角(約12㎝角)桧の柱の横にもう1本建てて壁を作りました。
ニッチやガラスブロックでアクセントを加えています
反対側は水道の蛇口も付きました
今回のポイントはYKKapの樹脂窓『APW330』や『エピソードNEO』の採用です。
外部と内部で違う色も選べます
外部色:ブラウン 内部色:ナチュラル
金属製の窓を付けるお宅がまだまだ多いですが、外気とお部屋の熱の移動が多いのが窓です。
その窓を金属製から樹脂製の枠にすれば熱移動が少なくなります。
先進国では樹脂窓の普及率が高く日本はまだまだ遅れているようです(^o^;)
金属製の窓よりは割高になりますが、その分良いこともありますので、今後もどんどん提案していきたいと思います(^^)


毎日の休憩中もお客様には色々と用意していただき、大変お世話になりました。
記念撮影していただきました~
それと協力して頂いた大工さん!
同級生のみよっちと先輩大工さんのヨシさん(^-^)
遠方でしたがありがとうございました‼

番外編でこんな事もありました…

・大雨特別警報がでて土砂崩れ
今回匹見町から大工さんに来ていただいたのですが、現場までの道がまさかの土砂崩れで通行止め!いつもは1時間で着くのが1時間30分に。30分の差は大きいですよね(^^;

・養護学校の先生が現場体験に来られました
以前福祉用具や部材販売でお世話になっていた方が先生に転職され、学校の取り組みで現場体験に来られました。
屋根材や内装木材の塗装をしていただきました。営業の仕事をされていたので、お客さんや協力業者さんとのコミュニケーションもバッチリ‼
コミュニケーション能力を僕も見習いたいです!

・交通事故に遭遇
昼休み中に大工さん、左官さんと弁当を食べ終わり休んでいたら遠くの方から「ガシャーン」 ん…?
バイクの単独事故を発見!
救急車が到着するまで日陰をつくる
救急車を呼んで一緒に担架で運んだり、警察の調書を受けたりと、良い経験になりました‼

・我が家に家族が増えました(^^)
工事着工後すぐに妊娠中の妻が緊急入院で突然娘と二人暮らし(愛犬イチも居ますが)が始まりました。
朝ご飯と弁当を作って保育園に送り、仕事が終わったら夕ご飯、お風呂と明日の準備!を繰り返す日々。。
周りの協力がなかったら厳しかったですね(^^;
これを毎日していた妻の苦労もわかりましたし、皆さんに感謝です!!
赤ちゃんは予定より早く産まれたので退院するのに時間がかかりましたが、すくすく元気に大きくなってるので安心です(^^)
赤ちゃんのお世話をする気満々の娘っ子です!期待大!?笑
自分達だけでは乗り越えられない事だらけですが助けてくれる人達のおかげで生きていけるんだなぁと実感できる3ヶ月でした。
感謝!!