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2017年12月5日火曜日

介護負担の軽減と本人のやる気につながるケアリフォーム

皆さんこんにちは!
早くも師走ですね~
忙しい年末ですが、ケガ・事故・病気には気をつけましょうね ヾ(*´ー`)

先月ですが、脳出血により右麻痺・高次脳機能障害になられた方のケアリフォームが完成したのでご紹介します(^▽^)/

今回のお客様ですが、50代の息子さんが脳出血を発症し、右麻痺・高次脳機能障害になり車いす生活になりました。
約5年前に介護保険の住宅改修工事をしたのがきっかけで、その後も色々と工事をさせていただいています。
↓2016年ケアリフォームシステム研究会全国大会in横浜で事例発表もさせていただきました('-'*)


そんなH様邸ですが今回は離れにあるお部屋が日当たりも良く景色もいい為、ご両親が息子さんを安全で楽に連れて行けるように渡り廊下を造ってほしいと依頼がありました。
施工前


主な介助者は70代後半から80代前半のご夫婦で高齢のため、福祉用具・福祉機器を上手に使い、なるべく力を使わずに介助ができる様に話しを進めていきました。

母屋と離れの床の高さが約10cm違う事と、全部通路にしてしまうと裏の小屋にご両親やガス屋さんが荷物を持って通れなくなくなるので90cmほど間を空けてウッドデッキを組立ました。
10cmの段差をどうしたかはのちほど。。
工事の途中にはケアマネージャーさん、福祉用具業者さん、ご両親を交えて打合せをしました。
最初はご両親も車椅子を押して出入りしたいという事でコンクリートのスロープを作ってほしいと言われていました。
普通の方なら問題なく上がる勾配ですが、高齢になるご両親が押して上がるには??

そこで仮設のスロープで勾配を体験していただき、その結果、今後ご両親の体力が低下していく事と、安全面など総合的に考えて段差解消機を設置する事になりました。
以前レンタルしていた段差解消機は向きが違うので新しいのに変更しました
他の業者さんだったら勾配が緩くなるようになるべく長いコンクリートスロープを作っていたかもしれませんね。。
いざ使ってみて無理だったって事がなくて良かったです!

渡り廊下の10cmの段差と90cmの隙間の架け橋は仮設スロープにして解決しました。
軽くてご両親にも使いやすいです♪
色々と変更などもありましたが、無事に完成しました♪
完成~
 ご両親が使える手すりも取り付けました。

段差解消機で出入りも安全に(*^-^)

スロープの勾配も緩く設置も簡単('-'*)
ご家族が安全に介助ができ、ご本人にも喜んでもらえて嬉しかったです!(^^)

おまけのショット(*゚ー゚*)
愛猫のちろちゃんもくつろげます♪

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