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2010年4月3日土曜日

市営住宅に手すりを

今日は知り合いのケアマネージャーさんの紹介で
Hさんという方のお宅に伺いました。

Hさんは12年前に建てられた市営住宅にお住まいで、
ご主人と2人暮らしをしていらっしゃいます。
最近ではご主人の足腰が弱ってきたため、
家の中の移動は歩行器を使用されているとのこと。
今回は、介護保険を使って
浴室に手すりの取り付けをして欲しいとの依頼を受け、
打合せをさせていただきました。

浴室を拝見すると・・・
既に手すりが3本付いていましたが、
入り口には手すりが付いていなかったため
浴室に入る際に苦労されていた様子。
そこで、もっと浴室への出入りがスムーズにできるよう
入り口に手すりを取り付ける事になりました。

それと浴室に入ってから楽に体を洗えるように
シャワーチェアなどがほしいという事で
カタログを見てもらいじっくり決めていただく事になりました。
シャワーチェア等の
特定福祉用具も年間10万円を上限として1割負担で購入できます。

市営住宅や賃貸アパートって、
「リフォームしてはダメなんじゃないの?」と
思っていらっしゃる方も多いようですが、
実はリフォーム可能なんです(^▽^)/
もちろん今回のHさん邸(市営住宅)のように
市が運営する賃貸住宅などは、住宅改修の申請をまず
管理事務所に提出して許可を得た後、
通常の申請に入らなくてはいけませんが・・(^-^;)
また、賃貸なので大掛かりなリフォームは
難しいかもしれませんが・・・(←要相談ですね(^o^)/)
アパートのリフォームをされる方も
実は結構いらっしゃるんですよ。

また、今回Hさんのお宅を拝見して気付いたのですが
玄関から入り、廊下→各部屋へと移動する際に
ほとんど段差がありませんでした!(・_・。)ノ
これなら車椅子での移動も大丈夫だとは思いましたが、
少し廊下の幅が狭いなぁ、
車椅子を使うと壁が汚れる&壊れるなぁと感じました(・Θ・;)

と言うのも、
廊下の壁には白いクロスが貼られており、
また壁の下地には堅い物が当たるとへこみやすい
「プラスターボード」という素材が使われていたので、
ここを車椅子で移動すると・・・
タイヤや足を乗せる部分(←フットプレートと言います)が壁に当たった際
壁が汚れたり破損しやすいのです!!

今回のHさん宅は市営住宅なので難しいのですが、
本当ならフットプレートが壁に当たっても
壁に傷が付いたり破損しないように、
床から30cm~90cmぐらいの板を張ると良いです
ヾ(´ε`;)ゝ

・・・と、ちょっと長くなってしまいましたが
今回の市営住宅介護リフォーム、
Hさんに喜んでいただけるよう丁寧にしっかりと
手すりを取り付けたいと思います!!

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