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2010年4月12日月曜日

第1回 脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会 島根大会

4月10日(土曜)・11日(日曜)と島根県出雲市の出雲市民会館で
第1回 脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会 島根大会
が開催されました。

この学会は脳損傷者や家族の方々・医療関係・福祉職・福祉機器会社・哲学者
・社会学者・福祉住環境を整える我々建設会社が集まり、

当事者はこんなにもすごい事ができるんだ
というパフォーマンスや

脳損傷を受傷された人達・家族の方々をどうやって支援していくか、
その為には支援する人もそれぞれの知識を共有しあい
成長するためにどうあればいいのか考える大会です。

そして僕たちは今回、ケアリフォームシステム研究会島根支部として
本部の㈱武藤技建さんと共同で住まいについての相談窓口や、
施工事例などのパネル展を開きました。
                           
↑受付風景です

↑パネル展です

                           
              
↑施工例のパネルです   


相談されに来られる方たちの中には、

・受傷されてから今までの家での生活が厳しくなり、
リフォームをしたいけどどこに相談すればいいのか解らない

・旦那さんが交通事故に遭い、車椅子生活になったけどこれから先は、
住環境を整える為に新しく家を建て夫婦仲良く暮らしたい

・リフォームする為に設計士さんに設計を依頼したが、
受傷者や介助者にとって本当にこの設計でいいのか

・子供が生まれつき脳障害で成長に合わせて住まいも考えないと
いけない 

などなど住まいに不安をもっている方々が沢山いました。
                                  
↑相談にのっているところです

介護リフォームや新築を考えられている方々へ、
我々で出来る事やアドバイスを誠意をもって致しますので
気軽に相談してください。

今回脳損傷者や家族の方々・医療関係(医者、理学療法士、作業療法士、看護師)
・福祉職・福祉機器会社・哲学者・社会学者・福祉住環境についての
対談や演説などが2日間あってそれぞれ勉強になり感動させられました。

その中でも特に心に響いた言葉が2つあったのですが

1つ目が
過去アメリカに住んでいる時に交通事故に遭い
死にかけたが色々な人のおかげで生き抜くことができて、それから帰国し、
生を受けたからには人の為に役立つ事をしたいと
強い思いをもっていれば小さな田舎町からでも
世界に通用する物をつくることが出来る。

2つ目が
・勇気と無謀は違う
・慎重と臆病は違う
でした。

これから福祉住環境を整えていきたいと思う僕にとっては
とても励みになり勉強になる言葉でしたo(^o^)o 

無事にパネル展も終える事ができ、
新しい出会いがあり、色々な分野の輪がとても広がりました。

武藤技建の武藤社長、槌田さん
ありがとうございました(*^▽^*)

↑武藤社長が「住まいから考える高次脳障害」について報告しています。                      
  
↑介護リフトの「つるべー」を体験しています。㈱モリトーさん、丁寧でおもしろい対応ありがとうございました。
                                   
↑車椅子で会場に入る通路のスロープを上っています。
が、健常者の僕でも自走はきつい勾配でしたのでまだ緩くした方がいいですね。
                                 
↑会場のトイレに続く手すりです。
服の袖が引っ掛からないように壁まで手すりが伸びています。

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